空色新聞社 〜アイを叫ぶ15のボクら〜
「 なぜ、ボクの所へ…? 」
「 "アイ" ――――
そしてそれらの少女が
"ユウ"に対して抱く気持ちは
"私"のそれと、とてもよく似ている
偶然、その強い感情を拾い
"私"の思念の一部が、本体を凌駕し
意識に背いて 勝手に動き始めた
… ただ、それだけの事だ
―――― さあ
わかったなら 離れるがいい
"私"は、本来の自我と統合し
空に、会いに行く ―――― 』