空色新聞社 〜アイを叫ぶ15のボクら〜
ボクらを不安にさせない為なのか
地球儀のある部屋にたくさん
いろいろな機械が運ばれて来て
検査は全て、そこでやった
「 ハザマさん、私、異常ナシだって! 」
最初に検査が終わったボクは
おじいさんが作ったロボの前
「 …よかった 」
ホッとしている
ボクの横にアイちゃん
そして検査中も絶対に
彼女のそばから離れなかった
ユウくんが並んだ
「 このコも かわいそう… 」
「 ――― え? 」