失敗は成功のもと!?
「なぁお前、新堂って言ったけな??
俺、佐々木謙斗(ささきけんと)。
よろしくな!」
妙に笑顔が似合うそいつ・・・いや、謙斗は
なんだか周りのやつらとは違う。
こいつなら俺のすべてを明かせる。
なんとなく、直感でそう思った。
「お前、モテモテだなぁ」
にかっと笑って謙斗は言った。
「そうか?」
ちゃんと謙遜も忘れない。
すると謙斗は俺を廊下に連れ出した
何すんだよ・・・
そう思いながらもついて行った。
「お前、猫かぶってるだろ??
俺には分かるんだよっ!
なめんじゃねーぞっ!」
謙斗は自信満々に
どうだっ!
って顔をしてる
ばれたらもういいか
「おぅよくわかったな」
「あったりめー!」
この時やっぱり俺はほかのやつらとは違うと確信した。