そして天使は闇へ堕ちる
始まりの朝
気持ちのの良い風、心地の良い太陽の光
いつものごとく森の中を散歩したのがすべての始まり
「む?これはなんだ?」
黄金に輝く長い髪を揺らして、天界の神は森の中であるものを見つける
「神様、それは天使の子でございます」
常に神のそばにいる内官が答える
そう、あるものとは天使の子のこと
まだ生まれて間もない赤子
ピンクパールの髪色に、紫色の瞳の赤子を、神は穴が空くほど見つめる
「これが天使の子だと?おぉ、はじめてみたぞ。だが、なぜこんなところに居るのだ?」
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