そして天使は闇へ堕ちる
「そういう訳にもいきません。私は神様のもとで働いているのですから」
「それならせめて、敬語は止めないか?なんかよそよそしくて息苦しいぞ」
だめか?と、リュリュカに尋ねれば、リュリュカは考え込んでしまった
昔は親しく話しかけていたけど、ほかの大天使様たちがめったなことで話しかけてはいけないって言っていたんだよなぁ
でもでも、娘なのに父様と呼んであげられないんだから、これくらいはいいよね?
「神様。なら、2人きりの時だけならいいですよ」
「それは真か?」
「はい」