そして天使は闇へ堕ちる


「本当にほんと〜にゾノさん?」


「そうですよ。もしかして俺のこと忘れました?」


「そんなっ。忘れてませんよ」


「マジ?王妃様に覚えて貰えて光栄だよ」


「大袈裟ですよ」


「そんなことないですよ?美人に覚えてもらえるなんて…痛っ!陛下、なんで蹴った!?」


座ったままゼロはゾノの脚を蹴っていた


ゾノはその場に座り込む、蹴られた脚をさする


「馴れ馴れしすぎだ」


そっぽを向いてゼロはそう言った


ゾノはゼロの言ったことの意味を理解し、ゼロ肩に腕を乗せた


「あぁ。もしかして陛下、嫉妬?心狭いね陛下は…痛い!すみません!調子に乗りました!!」


しかし、ゾノの発言はゼロのかんに障ったらしく、ゾノの脚を何度も蹴りをいれる




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