そして天使は闇へ堕ちる


「どうした?」


「俺の部屋に誰かが侵入してきた」


「……先に言うが、俺の仕業じゃないからな」


「わかっている。この気配は悪魔のものじゃない」


「マジかよ。なら俺が見てくるから陛下はここにいろ」


「黙れ。俺も行くぞ」


仕事を放り出して、ゾノの後を追う


自室はこの仕事部屋の隣にあるため、二人はすぐにゼロの部屋に着いた


扉の前に立つと、ゾノにも気配を感じることができた





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