そして天使は闇へ堕ちる


「なぁ内官」


「どうかなされましたか?」


「……この赤子の名は何というのか?」


「名、ですか?多分無いでしょう。神様がお与えになられてはどうでしょうか?」


「俺が?……ん〜、何としようかなぁ」


こいつはピンクパール色をしているから……


よし、決めたぞ!


「ピ……」


「恐れながら神様。髪がピンクパール色だからとピンクパールと名付けるのはおやめくださいね」

「わ、わかっている」


危ない……


内官に馬鹿にされるとこだった







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