地味子、不良になる
あたしはお風呂に入って腰まである髪を乾かしている
鏡に映る私は目が悪いからぼやけていてハッキリとはわからない
「もっと可愛く生まれたかったな…そしたらいろいろいいのになぁ」
渇いた髪を三編みにして服を着るためにクローゼットを開く
「どの服着ればいいのかなぁ…。よしっ!!」
窓を開けて
「京兄ちゃーーん」
すると京兄ちゃんの部屋の窓がガラガラと開いた
「どうした?」
「どんな服着ればいい?」