オシャレな涙『私の気持ちに気付いて…』
私と聖矢は、心も体も疲れきっていた……


『聖矢、私達まで夢と現実がわからなくなりそうで怖いよ……。』


『大丈夫だよ…… お前にはマジ迷惑かけて悪いと思ってる。でも、今俺達が毅然とした態度をとらなかったら、兄貴はこのまま現実には戻れない気がするんだ……。』


『わかったよ…… 私も頑張ってみる。』


『マジでごめんな…。』


私は聖矢の支えであり、亮さんの支えでもなきゃいけないんだ。こんな事で弱音をはいたらダメ…… もっと強くならなきゃ。そうやって自分に言い聞かせる事にした。


だって、聖矢だって亮さんだって辛いんだから………

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