オシャレな涙『私の気持ちに気付いて…』
美麗の心の闇に光りを照らせるのは、私しかいない… そう思ってすぐ行動に出た。


『美麗、私と友達にならない!?』

『何なのあんた… 私を馬鹿にしてるの!?』

美麗は私を睨めつけ、さっさと帰ろうとしていた…

『ちょっと待って… あんたの求めてる物って何なの!?』

『愛情!?友情!?それとも、惨めな自分をさらけ出して、同情してもらう事なの!?』


美麗は黙ってしまった…

美麗の目からは、二粒の涙が流れていた…


この涙は、本当なのか、嘘なのか… 今の私には、わからなかった。
< 23 / 201 >

この作品をシェア

pagetop