オシャレな涙『私の気持ちに気付いて…』
それからの私達は、お互いの人生の中で、掛け替えのない存在へとなっていった…


私と美麗は、毎日一緒に学校へ行き、毎日一緒に寄り道しながら帰った。


ある日の帰り道…


『美麗、この子は誰なの!?ママに紹介しなさい。』

私達の目の前に現れたのは、美麗のママだった…


『美優奈は私の大事な親友だよ!!』


『大事な親友!?あんたにそんな友達がいたの!?』


何なのこの母親………


美麗の母親の正体は分かっていたものの、ここまで娘に冷めているのかと思うと、不思議でたまらなかった。


『初めまして、中松美優奈です。』


『どうも… 貴方、誰かに似てるわね………。』


『えッ!!』


私のママが七瀬だって事に、気付いてしまったのだろうか。
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