秘密な彼氏
唇を離したのと同時に、
「――ッ、はあっ…」
私は息を吐いた。
私、今すごいことをしたんだよね?
自分から隆志にキスしたのはまだしも、氷を入れてだなんて…。
恥ずかしさで顔が紅くなって行くのが自分でもよくわかった。
こんなの、ジャムの時以来だよね。
「チョコ食べる?」
そう言って、隆志は銀紙に包まれているチョコレートを見せてきた。
「――じゃあ、そうしよっかな」
そう言った私に、
「目を閉じて」
隆志が言った。
はっ?
意味がわからなかった。
チョコを食べるのと何の関係があるのだろう?
そう思いながら、言われた通りに目を閉じた。
「――ッ、はあっ…」
私は息を吐いた。
私、今すごいことをしたんだよね?
自分から隆志にキスしたのはまだしも、氷を入れてだなんて…。
恥ずかしさで顔が紅くなって行くのが自分でもよくわかった。
こんなの、ジャムの時以来だよね。
「チョコ食べる?」
そう言って、隆志は銀紙に包まれているチョコレートを見せてきた。
「――じゃあ、そうしよっかな」
そう言った私に、
「目を閉じて」
隆志が言った。
はっ?
意味がわからなかった。
チョコを食べるのと何の関係があるのだろう?
そう思いながら、言われた通りに目を閉じた。