秘密な彼氏
隆志の目を見て確認をした。

…図星だ。

「――わ、わかった…」

チョコレートを取った後、銀紙をはがした。

それを口に含んだ後、隆志と唇を重ねた。

「――んふっ…」

舌と一緒に、チョコを差し入れる。

隆志がチョコをすくうように舌を絡めてくるものだから、ビクッと躰が震えた。

「――んあっ…!」

隆志に押し倒された。

同時に唇が離れ、彼と見つめあう。

「――あやめ…」

ささやかれたのと同時に、手が繋がれた。

「――ベッド行こう…」

やっぱり、私には隆志しかいない。

だから隆志、ずっとこの手を離さないで…ね?
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