秘密な彼氏
あやめは恥ずかしいのか、目を強くつぶって、躰を震わせていた。

その顔が、また俺の理性を奪った。

もうヤバい…。

もう、限界だ…。

我慢するなんて、無理だ…。

その瞬間、理性が切れた音がした。


「隆志のバカーッ!」

翌日、あやめはベッドのうえで泣き叫んでいた。

「すまん、許してくれ」

俺は床のうえに座って、あやめに土下座をした。

俺が悪いんだから、無理もないよな…。

「立てなくなるくらいシないでよー!」

あやめ不足だったとは言えど、やり過ぎた俺が悪い。
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