君と・・・ ~Special Love~

~輝~

俺の名前は、輝。


俺には、ずっと好きだったやつがいる。



名前は、三郷。

幼馴染。

そして、モテる。

周りから言わせると俺はかっこいいらしい。

でも、この学校は、中学からずっと一緒だったため、みんなが俺の好きなやつを知っている。

本人は知らないけど。

三郷は好きなやつがいない。だからモテる。

そして、三郷は、小学校のとき事故で記憶をなくしている。

だから・・・俺のことを忘れている。





どうか・・・俺のことを思い出してください。



-季節は春-

今日から、俺は2年になる・・・

「お、輝!」

「おう、要[カナメ]。」

こいつは、俺の親友。小学校からの。

そして、三郷の記憶の中に残っている人物の一人だ。

「輝さ、まだ、三郷の事好き?」

「あったりめぇーだろ」

「そっか。じゃぁ、やめとく」

「なにが?」

「なんでもない」

こいつがこういうときはいつもそう・・・


俺を合コンに行かせようとしている時だ。


「いつもの」

「あぁ。。。今回は行くよ」

「マジ?」

「うん」


俺はなんとなく行く気になったんだ。
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