君と・・・ ~Special Love~

~輝~

「輝~こっちこっち!」

要が騒がしく叫んでいる・・・
そんなに言われなくても分かるって言うの。

「輝?分かってるか。女の子の前では笑顔だぞ!」

「分かってるよ・・」



実を言うと、この時点でやっぱりやめとけばよかったって思う・・・



「輝!ぼっとすんな」

「あ・・・あぁ・」

要がそう言って、俺を引っ張って店の中へ連れて行った。



「要?やっぱり、帰る・・・」


「え?」

「あいついるじゃん・・・」

「あいつって??」

そこには、三郷がいた・


「三郷のこと?」
「あぁ・・・」

「でもさ、この機会に話してみたら?」


そうかもしれないけど・・・






< 8 / 25 >

この作品をシェア

pagetop