大切な君へ
「椎名くんは、何だって?」
「これをおいっていっただけだよ」
私は、佳奈美にもらったかみ切れを見せた。
「これ、椎名くんのメアドじゃん!
あんた、どういうこと!?」
「だからね、それは…」
私は、昨日のことをすべて佳奈美にはなした。
「唯、やるじゃん!
早くメールおくりなよ」
そんなこと言われたって、なんて送ればいいんだろう…
寝癖とか?
それじゃぁ、かわいそうか…
「ちょっとかしてみ!」