大切な君へ





「あれ?

唯、行かないの?」

「屋上って、どこ?」

「あー、教えてあげる」

っていうか、佳奈美は知ってたんだ…

すごい!

昨日入学したばっかりなのに!




つきました!

屋上!

端っこの方にある、ベンチに零くんは座っていた。

というか、私が作ったお弁当を食べていた。



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