大切な君へ





「別になく必要ねぇだろ」


必要なくても、泣けてくるものなんです!


「はぁ…

わかったから、泣くなよ…」

「明日からは、ちゃんと起こすもん…」

「忘れんなよ!?」

「わかってるもん」


零くんは、屋上から、出て行った。

怖かった…

これからは、零くんを怒らせないようにしないと…

私が大変だからね…





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