大切な君へ





ついた教室は、4組。

ここが私たちの教室らしい。

なかには、もうたくさんの人がいた。

私は、人付き合いが、得意ではない。

むしろ苦手だ。

というか、人見知りなんだ。

佳奈美は、誰とでも仲よくできるんだけどなぁ…


「あ、唯。おはよ」

「美穂ちゃんおはよ」


この子も同じ中学校だった。

仲がいいって程ではなかったけど、この高校には、あまり同じ中学の人がいないからね。

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