大切な君へ

side唯






家までの帰り道、佳奈美といっしょに歩いているんだけど、からだが重たくて…

風引いちゃったかな…

でも、佳奈美心配をかけたくないから、我慢する。

私、たまにこういうことあるから、自分のからだがきらい。

もっと普通の人みたいだったら、思いっきり楽しめるのになぁ…

一回だけ、小学校の時に頑張りすぎて!救急車で運ばれた時もあった。

…ん?

その時、助けてくれた男の子がいたんだけどなぁ…

誰だっけ?

まぁ、きっと、またいつか思い出すでしょ‼

それよりも、いまは、しんどい~‼






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