ようちゃんのばか
ちいさなからだで
ほりほりします。
それでじぶんのせ
たけくらいの大き
なあなをあけて、
しんぶんしをあな
にかぶせて、やさ
しくつちをかけて
カモフラージュし
てようちゃんはテ
レフォンカードを
使ってかけるちゃ
んにでんわをかけ
ました。
かけるちゃんの、
ばか。
なまえもつげずに
、ひとこといった
だけでかけるちゃ
んはあいてがよう
ちゃんだと、わか
りました。
「は、てめぇなん
つった。しばくぞ
おら」
ぶっそうにキレて
どなります。
「くやしかったら
こうえんにきなさ
いよ。けっとうよ」
そういうと、ガチ
ャリとでんわがき
れました。なんぷ
んもたたないうち
に、ほじょりんつ
きじてんしゃの、
はしってくる
ガーガガガッとい
ううるさいおとが
ちかづいてきまし
た。
「クソよう!」
じてんしゃをどう
ろのすみによせ、
ていねいにちゅう
りんしたかけるち
ゃんは、ようちゃ
んのほうにあるい
てきながらモデル
ガンを、かまえま
す。