幻想館-眠り姫編-
あれから4日経った
姉はまだ眠ったままの状態だった。
私も久し振りに登校したが、周囲の冷ややかな視線にうんざりしていた。
仲のいい親友でさえ興味本位で話しかけてくるのが判る。
お姉ちゃんは、どうだったのかな・・・?
私はひとりきりになる怖さは余り感じなかった。
自分の中で次第に強い意志が支配しつつある。
お姉ちゃんが自分の意志に反して負けたもの・・・・・・それがわかれば少しずつ解決していくような気がしてならない。
そういえば・・・如月さんから連絡がこなくなった。
捜査はどの位、進展したのだろうか?
私は携帯を取り出しかけてみた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
何で出ないの?
前は如月さんの方からかけてきたのに・・・・・・
何かあったのかな?
それとも今、病院?
私はバッグを取ると急いで病院に向かった。
病院の玄関前に着いた。
「ハァ・・・ハァ・・・」
急いで走って来たのでかなり息が切れていた。
壁に寄りかかって呼吸を整える。
・・・私・・・何やってるんだろう?
お姉ちゃんの事で知り合って、それから色々と力になってくれて・・・・
彼は警察官。
この事件が解決すれば、もう会う事もない。
きっと私が中学生だから、心細いと思っていただけ・・・・・・。
私は現実に目を向けていかなきゃと自分に言い聞かせた。
姉はまだ眠ったままの状態だった。
私も久し振りに登校したが、周囲の冷ややかな視線にうんざりしていた。
仲のいい親友でさえ興味本位で話しかけてくるのが判る。
お姉ちゃんは、どうだったのかな・・・?
私はひとりきりになる怖さは余り感じなかった。
自分の中で次第に強い意志が支配しつつある。
お姉ちゃんが自分の意志に反して負けたもの・・・・・・それがわかれば少しずつ解決していくような気がしてならない。
そういえば・・・如月さんから連絡がこなくなった。
捜査はどの位、進展したのだろうか?
私は携帯を取り出しかけてみた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
何で出ないの?
前は如月さんの方からかけてきたのに・・・・・・
何かあったのかな?
それとも今、病院?
私はバッグを取ると急いで病院に向かった。
病院の玄関前に着いた。
「ハァ・・・ハァ・・・」
急いで走って来たのでかなり息が切れていた。
壁に寄りかかって呼吸を整える。
・・・私・・・何やってるんだろう?
お姉ちゃんの事で知り合って、それから色々と力になってくれて・・・・
彼は警察官。
この事件が解決すれば、もう会う事もない。
きっと私が中学生だから、心細いと思っていただけ・・・・・・。
私は現実に目を向けていかなきゃと自分に言い聞かせた。