バスケより一番に
怒った小柴君がこちらに向かって来た。
「お前どこ行ってたんだよ」
「水沢先輩に呼ばれてた」
「…本当ですか?」
「うん…私が呼んだの」
「ふ~ん」
さらに表情が恐くなる小柴君。
すると霧谷君がいきなり
「もぉー驚きましたよ。
いきなり水沢先輩が俺の腕を掴んできて。
俺一瞬告白されるのかと思いましたよ」
はっ!?
何いってんのいきなり!!
「はっ?」
もう半ギレ状態の小柴君
「きっ…霧谷君何言ってんの!?
止めてよ恥ずかしい」
私はその場を早く去りたかったので、体育館へと逃げた。
「ちょ…水沢先輩!!」
小柴君が呼びとめてたのも無視して…