バスケより一番に
気付けば、前に水沢先輩と一緒に空を見たベンチに来ていた。
俺はそこに座り空を見上げた。
あっ…あの空、水沢先輩が好きそうだな…
「ハハ…。
さっきから水沢先輩の事ばっか出てくんな…」
そして俺は静かに目を閉じた…
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「しば君…」
この声…水沢先輩…?
「小柴君、起きて」
そこには心配そうに顔を見つめる水沢先輩の姿があった
「なんで…」
「何でって…もう部活終わったんだよ」
「あっ…」
俺サボっちゃったな…
「小柴君が部活をサボるなんて、らしくないね」
本当、何やってんだ俺
「何かあったの?」
そう優しく問いかける水沢先輩