バスケより一番に
「大丈夫!!
私逃げ足だけは速いから!!」
「そう言う問題じゃ…」
「私、初めての彼氏が小柴君で良かった」
私よりも小柴君の方が私の事心配してたんだ。
「これから沢山思いで作って行こうね」
――――ギュッ
小柴君が抱き締めた。
「好き…」
「私も…」
私達は唇を重ねる。
「……風邪が移っちゃう…」
「大丈夫、もうなったから」
そう言ってまたキスをする。
何度も
あぁ…何か体が熱くなってきた…
やっぱまだ熱が治ってないからかな。
「ひゃうっ!!」
耳を噛まれて変な声が出てしまった。
「ここ、弱いんですね?」
何か今日の小柴君はどこか色っぽい。
「ん…いやぁ…」
「そんな声出してたらもっとやりたくなっちゃいますよ」
「ばか///」
「フフ…その顔で言われてもな~。
まぁ、でも続きはまたいつかで」
ハァー
まさか私からあんな声が出るなんて…