バスケより一番に



「何で皆がいる前であんな大声で言うの!?」


「ごめん!!
でもあれは流石にスゴすぎでしょ!!

何かすごいかっこ良かったし」


「まぁ、それはそうだけど…」


そんなかっこいい人が私の彼氏なんて何かにやけちゃう。


「それにさ、波奈が休んだ時、小柴君看病しに行ったんでしょ?」


「うん、そうだよ」


「でもいきなりの豪雨だったじゃん。
小柴君帰れたの?」


「いや、泊まってもらった」


「はぁー!!??」


本当うるさいなー


「親が居るのに?」


「帰って来れなくなって私が小柴君引き止めて泊まってもらった」


「波奈…アンタいつのまにそんな大胆な女になっちゃったの?」


いやいや!!
別に普通の女ですけど!!

それからしばらく留里と話した後教室に戻った。



それから部活が始まるまで私は皆に質問攻めされてしまった。




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