バスケより一番に






「大好きな人にあんな事されて帰ってこない奴なんていないだろ…」




「あっ…!!」




「試合終わって告白しようと思ったら居なくなってるし、本当波奈探すのにメッチャ苦労したんだからな///」




「ごめん…」




「波奈が居たから俺は勝てた。
お礼も言いたかったのに…」




怒ってるよ…




「本当にごめん」




「やだ。







でも…

もう一回俺と付き合ってくれたら許してあげる」





この時何がなんだかあんま覚えてない。


とにかく嬉しすぎて


どうすればいいのかわからなくて


頭の中がゴチャゴチャになって


とにかく泣いてしまった。




「あーーーー!
ダメだ!」




「ひっく…え?…」




「波奈!
もう一度付き合って下さい

今度こそずっと大切にするから
いつも俺の隣に居てほしい。
俺の支えになってほしい。

お願いします」




「ぅゔっーーー」






馬鹿

離れるわけないじゃん


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