バスケより一番に
そんな事を言っていたなんて私は全く知らなかった。
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「……ん…」
……そうだ、私あの後寝たんだった…
窓の外を見るともう暗くなっていた。
「あら、起きたのね。」
「はい。
あの先生…部活ってもう終わっちゃいましたか?」
「えぇ、そうよ。
だいたいの人はもう帰ったわ」
じゃあもう留里とか帰っちゃったかな…
「あら、水沢さん。
お迎えが来たわよ」
もしかして留里かな?
ドアの方を見るとそこには…
「水沢先輩。
帰りますよ」
私のエナメルを持った小柴君がいた。