バスケより一番に





やっと泣き止んだと思ったら




「ここどこ…?」



迷子になってしまった。




周りには目立つものが何もなくそこに居るのは私だけ。




「どうしよう…携帯も何も持ってないし…」




私は公衆電話を探しに歩いた。





「今何時だろ…親も心配してるだろうな…」





そんな事を考えながら歩いていると後ろから誰かの足音が聞こえた。






――――ビクッ




私は不気味に思い少し早く歩いた。
だが、それにつられその人も早く歩きだす。





何?


もしかして、ストーカー…?




恐る恐る振り替えって見るとそこには全身黒い格好をした男がニヤニヤしながらこちらを見ていた。




私は一気に怖くなり走った。










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