バスケより一番に
またまた近くにあった公園の隅に隠れた。
「もう着いてこないよね…」
そう思っていると
「どこにいるの~?
早く出ておいで~」
やだ、まだ着いてきてたの
「逃げなきゃ…」
頭ではそう思っているのに体か言うことを聞かない。
「ここかな~?」
足音がどんどん近づいてくる。
どうしよう…
怖い
怖い
「みーつけた♪」
私は知らないおじさんに腕を掴まれた。
「ヤッ…」
恐怖で声を出す事も出来ない。
「何もしないから安心していいからね~」
お願い…
誰か助けて……