バスケより一番に





またまた近くにあった公園の隅に隠れた。





「もう着いてこないよね…」




そう思っていると





「どこにいるの~?
早く出ておいで~」





やだ、まだ着いてきてたの





「逃げなきゃ…」




頭ではそう思っているのに体か言うことを聞かない。





「ここかな~?」





足音がどんどん近づいてくる。




どうしよう…





怖い





怖い





「みーつけた♪」




私は知らないおじさんに腕を掴まれた。




「ヤッ…」


恐怖で声を出す事も出来ない。



「何もしないから安心していいからね~」








お願い…



誰か助けて……












< 60 / 224 >

この作品をシェア

pagetop