バスケより一番に
「ハァー……」
何か無駄に体力を使ってしまった…
そして丁度よく休憩があり、私は外に出た。
「ん~!!
疲れたー!!」
私は近くの椅子に座り空を見上げた。
風が私の肌を通る。
汗を掻いていたから少し寒い。
「ずっとこうしてたいな…」
「サボりは駄目ですよ、水沢先輩」
「あっ、小柴君」
びっくりした~。
私全然気付かなかった。
「どうして、空なんか見上げるんですか?」
小柴君が私の隣に座った。