バスケより一番に




最悪だ…

やっぱり言うんじゃなかった。



「どうしよ~」



「まぁ、何とかなるでしょ」


少しふざけながら言う霧谷君。



「何とかなる分けないでしょ!!」



「はいはい。
もう戻りますよ、水沢先輩」



必死で言う私の事を無視し、いきなり腕を掴み引っ張った。




「えっ…ちょ…」




私達はこのまま体育館へ行った。







< 98 / 224 >

この作品をシェア

pagetop