魔法の瞳




今日はこれで3回目だ…


そう思いながら視線を少し横にずらす


「リサコ? どしたの?」


もう一回、宇野君の方を見た

宇野君は友達と話していて私の事は見てなかった


私はそれを見てほっとする。


『うん?なんでもないよ』


だから私は分からないんだ

好きなら、私が宇野君に恋をしてるならもっと見つめあいたいんじゃないかって思う


なのに視線が外れたらほっとする。



分からない、難しいな。



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