恋愛×硬派
今日の暴走のことを考えても意味ないわ。行き当たりバッタリやしな。
「一回家帰って風呂入ってくるわ」
「んー、おつかれちゃーん」
「おつかれー」
「また後でね!」
家に帰ってやるべきことをやってから暴走に行くことにした。
家は大きいとお世辞でも言えないアパート。そこまでボロくはないが部屋がリビング合わせて3つしかあらへん。
その中の1つの部屋を開ければあたしの部屋や。
隣の部屋は仕事もしーへん父親が1人おるくらい。市から入ったお金で生活してるから家庭は何とかなりたっとる。