恋愛×硬派
嫌な予感がしたんは言うまでもない。来た道を帰ってるようにも見えたんやけど知らん街並みやし、裏道で暴走ん時、道路しかとうらへんあたしには何処かわからへん。
多少の時間が経ってから単車が止まったのは大きなマンションの下やった。
単車から流れ的に降りたんやけど…ここ、コイツの家か?
「来い」
「…ここ何処です?」
「俺んち」
「暴走に戻ってください」
「…」
何も喋らへんかと思っとたらいきなり腕を捕まれ引っ張られた。