恋愛×硬派
なんも抵抗ができへんほど力が強くて言うがままやった。
コイツの家だと思われる玄関の前まで来て手慣れた様に鍵を開けて中へ入っていった。
動きが早すぎてとっさに靴を脱いだ。
ドサッとソファに座ったかと思うと
「座れ」
の一言。
何でテメーの隣に座らなあかんねん!
「結構です」
「座れ」
「…っ」
一回目と違ってドスが効いとって、低かった。しかたなくあたしは隣に座った。
出来るだけ離れて座ったんが精一杯の抵抗やった。