恋愛×硬派



「お前本当に中3?」

「そうやけど」

「ならもっと中3らしくしろ」

「何が言いたいんや?」

「落ち着きすぎ」

「総長のあたしがはっちゃけとったら皆を守ってられへんやろ」

「…じゃあ」

「!」


いきなりソファに押したおされて佐野 リキヤと顔が近くなった。

コイツはあたしがもっとらへんモノを持っとる気がした。

見下ろすようにあたしを見る目。意思の強い目。



自信。


「だったら…」





唇に変な感触がした。



「皆の為に体を売るぐらいできるだろ?」




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