恋愛×硬派



次の日が来た。携帯をみたら着信、メールが何件かはいっとった。

それを見ることなくあたしは支度をして原付に跨がった。


数分たって目的地についた。

迷わずにその玄関をあける。


「「いらっしゃいませー」」

「こんにちわ」

「あれ?ミユさんやないですか!」

「久しぶりやないか」

「ほんとですよー!」

「んで、ジュカ。髪切りたいんやけど」


今日あたしが来た場所、それはメンバーの1人、大見 ジュカが働いてとる美容院。なかなか久しぶりに来たんやけどあたしの行き付けや。

腕は確かやで。


「今回も毛先カットです?」

「ちゃう」

「え?」

「バッサリ切って欲しいんや」





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