戦国彼氏
手を延ばしても10円玉にはほど遠い…
もうダメかと諦めた時…
「大丈夫ですか?」
落ちついた低い声がして、私は振り向く。
黒い学ランに、紺色のマフラーを巻いた美少年が立っていた。
「…あ…あなたはッ…」
もしかして服部半蔵さんですか!?(同じパターン(汗))
※服部半蔵とは?
戦国時代から江戸時代初期にかけて松平氏~徳川氏の下で活躍した武士。(戦国〇双では忍者。)
「…あの?」
服部半蔵さん(勝手に設定)は不思議そうに首を傾げる。
「あ…すみません。あのぉ…10円玉が下に入っちゃって。」
まぁ…言っても10円玉には届かないでしょう…。
そう思いながら悲しい顔をしていると、服部半蔵さんは自動販売機に近付きしゃがみ込む。
「あの…取れないと思うし…いいですよ?」
「ちょっと待っててください。」
そう言うと服部半蔵はその細くて凛とした顔とは逆に、物凄い力で自動販売機を持ち上げた。
「えぇぇえええええ!!?」
清ちんと私はもちろんムンクのような顔で驚く。
服部半蔵は片手で自動販売機を抑えて、10円玉を拾うと何もなかったかのように自動販売機を元に戻した。
「どうぞ。」
「あ…ああありがとうございます。」
なんて…なんて凄いお人なの!!
もうダメかと諦めた時…
「大丈夫ですか?」
落ちついた低い声がして、私は振り向く。
黒い学ランに、紺色のマフラーを巻いた美少年が立っていた。
「…あ…あなたはッ…」
もしかして服部半蔵さんですか!?(同じパターン(汗))
※服部半蔵とは?
戦国時代から江戸時代初期にかけて松平氏~徳川氏の下で活躍した武士。(戦国〇双では忍者。)
「…あの?」
服部半蔵さん(勝手に設定)は不思議そうに首を傾げる。
「あ…すみません。あのぉ…10円玉が下に入っちゃって。」
まぁ…言っても10円玉には届かないでしょう…。
そう思いながら悲しい顔をしていると、服部半蔵さんは自動販売機に近付きしゃがみ込む。
「あの…取れないと思うし…いいですよ?」
「ちょっと待っててください。」
そう言うと服部半蔵はその細くて凛とした顔とは逆に、物凄い力で自動販売機を持ち上げた。
「えぇぇえええええ!!?」
清ちんと私はもちろんムンクのような顔で驚く。
服部半蔵は片手で自動販売機を抑えて、10円玉を拾うと何もなかったかのように自動販売機を元に戻した。
「どうぞ。」
「あ…ああありがとうございます。」
なんて…なんて凄いお人なの!!