戦国彼氏
「いや、ありえねェだろ。」


清ちんのツッコミも私には聞こえていない。

是非友達になりたいわ!!


「あなたのお名前は!?」


「え?僕ですか?僕は……」


言いかけた時、突然大きな声が公園中に響く。



「那己くぅーーんッ!!」



振り返ると超美少女が走ってきた。


「里子。」



服部半蔵さんはその美少女が抱き付いてくる瞬間で避ける。


そのため美少女は私に激突。(めっちゃ痛ぇ)


「ぉぶッ…痛たたた…」


「きゃあ!?ごめんなさいね~?大丈夫かや?」



美少女は変な喋り方で私の手を取る。


「いえ…大丈夫です………よ!?」



真っ黒な艶やかな髪、真っ白な肌。


その身のこなし…!!


「阿国ちゃん!?」


「…おくにぃー?嫌やわぁ。私は里子や。」


「さ…里子!?」



阿国ちゃ…里子さんは私を起こすと、ペコッと頭を下げる。



「こんにちはぁ。私、三橋 里子いいます。」


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