戦国彼氏
運命の出会い
家に帰ると、さっそく私はプレステ2に電源を入れた。
チャラッチャーッジャッジャァーン!!
なんとも格好いいオープニングが流れると、武将達がテレビ画面に姿を現す。
「ぅっきゃああッ真田幸村~~ッ!!可愛い~よ~ッ!」
その赤色と金色の衣装…
一生懸命でいて明るく健気な性格…
はうぅん…
いつものようにオタクのお叫びに浸っていると、突然カーテンごしの窓がコンコンとなった。
「…ちっ。」
私は舌打ちして立ち上がると窓を開ける。
「何だ。浅木。」
「機嫌ワリィな……。」
清ちんはおかず片手に私の部屋に入ってきた。
「おら。残り物。おばさんに渡しとけ。」
清ちんは私におかずを押し付けるとその場にあったクッションに座った。
「…ちょっと。何してんのさ?」
私はこれからゲームを楽しむというのに。
「俺の親今ケンカしてっから。うるさいんだよ。」
「帰れよ!!!」
私は鬼のような形相で清ちんを睨みつける。
「こ…怖えーよ…お前…。」
清ちんは驚いた様子で立ち上がる。
ふう…帰ってくれるのか。
私は一安心してプレステを手に持つ。
……ん?
振り返ると清ちんはまだいる。てか寝てる。
チャラッチャーッジャッジャァーン!!
なんとも格好いいオープニングが流れると、武将達がテレビ画面に姿を現す。
「ぅっきゃああッ真田幸村~~ッ!!可愛い~よ~ッ!」
その赤色と金色の衣装…
一生懸命でいて明るく健気な性格…
はうぅん…
いつものようにオタクのお叫びに浸っていると、突然カーテンごしの窓がコンコンとなった。
「…ちっ。」
私は舌打ちして立ち上がると窓を開ける。
「何だ。浅木。」
「機嫌ワリィな……。」
清ちんはおかず片手に私の部屋に入ってきた。
「おら。残り物。おばさんに渡しとけ。」
清ちんは私におかずを押し付けるとその場にあったクッションに座った。
「…ちょっと。何してんのさ?」
私はこれからゲームを楽しむというのに。
「俺の親今ケンカしてっから。うるさいんだよ。」
「帰れよ!!!」
私は鬼のような形相で清ちんを睨みつける。
「こ…怖えーよ…お前…。」
清ちんは驚いた様子で立ち上がる。
ふう…帰ってくれるのか。
私は一安心してプレステを手に持つ。
……ん?
振り返ると清ちんはまだいる。てか寝てる。