恋奏~love harmony~






15分くらい泣き続けて

やっとあたしの涙は止まった



「すみませんっ」


顔を上げると今更ながら恥ずかしさがあたしに圧し掛かってきた


「いいんだよ」


「そうそう
何時でも泣いたっていいんだからね。

それに敬語。
3人で居るときくらいはなしにしよう?」


「は……うん。」


「うん、かわいい」


え?


「それじゃあ、ちょっと話をしようか」


話?


「まりには詳しく話したことはなかったからな

ちょっと場所を変えよう
書斎に来てくれるかい?」


「…うん」


「じゃあ、顔を洗ってから来てくれな

目は少し冷やしと方がいい」


「///」


そういえば、大泣きしたんだった//



2人が出ていくとあたしは部屋に付いている洗面所で顔を洗うとタオルを濡らして目に当てた








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