恋奏~love harmony~
結局、ソウの側を離れられないけどあたしはご飯も作りたかったので
作ってる間ソウにはソファーで横になってもらうことにした
「じゃあ、作ってくるね」
あたしが側に居ることに安心してか、やっと目を閉じたソウに安堵して
さっき買った材料と道具で作業に取り掛かった
1時間後・・・・・・
コンロには美味しく出来た卵粥が姿を現した
寝室にできたお粥と水と薬とスプーンを置きに行き
まだ寝ているソウを起こしにリビングに戻った
「ソウ、ソウ?」
「んっ…」
「出来たから寝室戻ろっか」
気持ち良さそうに寝ているソウを起こすのは心苦しかったけど
ベッドに戻るなら早い方が良いと思ってソウを起こすと
直ぐに若干目が開いて起き上がった
「行ける?」
大分辛そうだなぁ
起き上がったソウの手を引いて寝室に戻った