恋奏~love harmony~





「熱は?」


そうだよ
あれだけ高かったのに。


ソウの額に手を当てると平熱位の温度に下がっていた


「良かった」


ほっと安心して笑みが溢れた


「……さんきゅな」


「…いいえ!

でも、今日はゆっくりしてなきゃだめだよ?
ぶり返すからね。」



ソウの事だから直ぐに
外に行きそう



「そいや、今何時だろう?」


床に転がっていたあたしの携帯で確かめると

夜中の3時だった


結構寝ちゃったんだな


「風呂入るか?」


「いいの?」


確かに、入りたい
それに制服脱がないとさっきちょっとついた皺がもっと増えちゃう






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