恋奏~love harmony~





お風呂から出るとソウはソファーでコーヒーを飲んでいた


あたしがドアを開けたのに気づいて振り向く


「お風呂ありがとう
お先です」


「ん」


「ソウも入る?」


「汗流してくる」


「わかった」


じゃあ、ソファーで待ってよっかな



するとお風呂に行ったはずのソウが戻ってきた


「どうしたの?」


「髪」


髪?

ソウの手にはドライヤーが。


「ありがとう」


ドライヤーを受け取るとソウは今度こそ浴室に消えていった



ソウが入るのを確認するとあたしはそうそうに髪を乾かした











< 72 / 169 >

この作品をシェア

pagetop