恋奏~love harmony~
チャイムが鳴って15分
やっと話し終えたと思って小春の方を見るとポカーンとしている
「おーい小春??」
「………あ、うん」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「…………」
「……まりちゃん!!」
「あ、はい」
「すごいよそれ!!」
「何が??」
いきなり叫んだかと思ったら意味分かんないよ、小春?
「だって!
あの奏さんが!
まったく女の人に興味無くって喋らない奏さんが!!
まりちゃんには喋ったんだよ?
それに家まで入ってご飯作って…
番号までもらうなんて!!!!」
「そうかな?」
「もう、なんでそんなに冷静かな」
そりゃ最近まで存在すらすらなかったもん
「確かにそうだけど…」