スイーツラブ~お菓子みたいな甘い恋~[短編集]
2‥俺だけのHoney
「おい」
低い声が響いて、俺は薄目を開けた。
……いつのまにか、眠っていたらしい。
ソファに背を預け、隣には弥生がいて。
彼女は俺の肩に頭を乗せ、スウスウと寝息を立てていた。
「おい、恭哉」
聞き慣れた声にギクリとして、俺はゆっくりと振り向いた。
そこには……
弥生の兄貴が、腕を組んで仁王立ちしていた。
「……どーも」
俺の愛想笑いに、兄貴の顔色が変わった。
低い声が響いて、俺は薄目を開けた。
……いつのまにか、眠っていたらしい。
ソファに背を預け、隣には弥生がいて。
彼女は俺の肩に頭を乗せ、スウスウと寝息を立てていた。
「おい、恭哉」
聞き慣れた声にギクリとして、俺はゆっくりと振り向いた。
そこには……
弥生の兄貴が、腕を組んで仁王立ちしていた。
「……どーも」
俺の愛想笑いに、兄貴の顔色が変わった。