スイーツラブ~お菓子みたいな甘い恋~[短編集]
「弥生?」
恭ちゃんが心配そうにあたしの顔をのぞき込む。
「きょーちゃんっ……近い!」
おでこがくっつきそうな距離に、慌てて顔を背けた。
「何? 今さら照れてんの?」
「ひゃっ!」
呆れたような声が耳をくすぐって、思わず身が竦んだ。
「ひ、人が見てるよ!!」
「別にいいじゃん♪」
ついさっきは心配そうな顔してたのに。
恭ちゃんはあたしの反応を楽しむように、クスクス笑いながら首筋に指を這わせた。
「きょっ……恭ちゃん! あたしっ、お腹空いた!!」
恭ちゃんが心配そうにあたしの顔をのぞき込む。
「きょーちゃんっ……近い!」
おでこがくっつきそうな距離に、慌てて顔を背けた。
「何? 今さら照れてんの?」
「ひゃっ!」
呆れたような声が耳をくすぐって、思わず身が竦んだ。
「ひ、人が見てるよ!!」
「別にいいじゃん♪」
ついさっきは心配そうな顔してたのに。
恭ちゃんはあたしの反応を楽しむように、クスクス笑いながら首筋に指を這わせた。
「きょっ……恭ちゃん! あたしっ、お腹空いた!!」